賃貸で小さな古代魚を飼育(2024.12月経過報告

アクアリウム

耐荷重的に大きな水槽を設置できないアパート住まいですが、大丈夫であろうサイズの水槽で飼育可能な小さめ古代魚ポリプテルスセネガルスを飼育しています。2024年8月時点からの経過報告です。状況は今のところ快調。何をしたかというとベアタンク化と大量換水。やはりアクアリウムは水換えが肝心要なのでしょう。このまま報告することが起こらなければ投稿もおしまい。

10月に入ってもエアコンが必要なくらい厚い日々が続き、餌の吐き戻しも変わらずだったので、思い切って飼育環境をベアタンクに変更しました。
ベアタンクにした目的は底砂に溜まっている汚れや繁殖している菌を一掃することです。さらに一度の水換えで交換する水量を8割くらいまで増やしました。とにかく今の環境が飼育個体に合っていないと判断して、よからぬ菌が増える要因を減らそうというねらいです。同時に水質を浄化してくれる菌へもダメージがいくことが予想されるので、新しく入れる水には水質浄化バクテリア(バクテリア本舗さんのサムライEX)を規定量投入しました。給餌頻度は換水2日後に1回とその2日後に1回(週に2回)に減らし、1回の給餌はミニキャット20~30粒か冷凍アカムシ1キューブとしました。

そうこうして2週間経たないくらいで吐き戻しが収まり、糞を確認できるようになりました。同時期がエアコンがいらないくらい涼しくなり始めた頃なので、「飼育環境の悪化(底砂によからぬ菌が湧いていた)」と「水温が不適だった」の2つが要因として挙げられるかと。ベアタンクと一度の大量換水は9週以上継続していて状態も悪くないと判断(エサ食いは悪くない。偶に浮いているが排泄物も確認。現在の1回分給餌量では完全に排泄しきるのに2-3日かかる模様)。消化不良気味なこともあるので1回の給餌量を見直す必要はありますが換水と給餌タイミングは前述をルーチン化して様子見します。

■飼育設備情報等

鈴木製作所らんちゅう水槽(60cm×45cm×高さ30cm 水量:約65L)にて単独飼育。



水温について、夏場はエアコン25.5~28℃管理、冬場は水中ヒーターを使用して25.5℃の範囲で管理(この個体は暑さに弱いのか?夏場にまた吐き戻しを確認したら家族に懇願してエアコン設定温度25℃にしてもらおう)。
水質はテトラのアプリと検査試験紙(6in1)で月一確認。鈴木製作所らんちゅう水槽(60cm×45cm×高さ30cm 水量:約65L)にて単独飼育。
水温について、夏場はエアコン25.5~28℃管理、冬場は水中ヒーターを使用して25.5℃の範囲で管理(夏場にまた吐き戻しを確認したら家族に懇願してエアコン設定温度25℃にしてもらおう)。
水質はテトラのアプリと検査試験紙(6in1)で月一確認。換水量を増やしたためか、pHは水道水と変わらないくらいになっています(そのおかげかワカコザラガイが大量繁殖、写真の見てくれが残念)。

ところで換水作業について、下記の水中ポンプを利用すると非常に捗る。ホース長さを適正化すればバケツ(重量物)を持ち運ぶ作業が減り、腰痛を回避しやすくなります。


■ポリプテルスについて

ポリプテルス(Polypterus)はアフリカ大陸の淡水域に生息する古代魚で、その起源はデボン紀(約4億年前)に遡るとされています。彼らは「生きた化石」とも呼ばれ、現在の魚類とは異なる非常に独特な形態を持っています。
形態としてその体は細長く、鰭が連続して背中に並んでいる点が特徴です。彼らの背鰭は他の多くの魚とは異なり、独立した棘条(きょくじょう)がいくつも連なっています。この背鰭の形状は、古代魚としての姿を強く感じさせます。野生下ではアフリカでのみ17種ほどが確認されており、成魚サイズで25cm程度のものから100cmを超える程に成長するものまで存在する大型の魚です。いずれも肉食性の淡水魚です。

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