アクアリウム 初心者 3年目

きっかけは、微課金で楽しんでいたソシャゲーのサービス終了でした。

空しい心を満たすため、YouTubeを垂れ流していた時に目を引いたのがアクアリウム動画でした。ずーとみているうちに はじめたくなり、いまでは生き甲斐です。

そんなアクアリウムをどうやってスタートさせたか、今はじめようとお考えのあなたのご参考になれば幸いです。

事前確認

はじめるにあたり、まず確認したいのは 水槽を設置しても大丈夫なのか です。

持ち家、実家ならば家族に一言断ること。賃貸ならば、賃借契約書の確認は必要かと思います。

ちなみに私の場合は賃貸で、契約書に「ペットの預かり、飼育は一切禁止」と記載されていたのですが、どうしてもやりたくて大家さんに電話しました。結果はOKです~といただけました。すっきりした気分でやりたいですからね。また、保険会社さんにも一応確認しました。部屋を借りるときに入る(はずの)家財保険についてです。水槽も家財なので、もしものことが起こっても保障の範囲内とご回答いただきました。

一番の関門は家族の了承を得ることかもですが、ここまでやれば十分ではないでしょうか。

設置場所

次にやっておきたいのは どこに水槽および水槽台を置きたいか です。水槽台は強度や耐水性を考えられた水槽設置専用の台です。水槽は水槽台の上に設置するべきと考えます。

水を入れた容器を長期的に設置するので、維持管理することを考慮すると水まわりに近かったり、動線がすっきりしていることは大事です。そして念のため、設置場所候補の水平は確認しておきたいです。水槽は傾いた場所に設置されると加わる負荷に偏りが生じます。過負荷になってしまうと水漏れなどが起こりかねません。スマホのコンパスアプリなどで一応みておくことをおススメします。

あとは台や付帯機器を含めた水槽全体の重量も考えておきたいです。付帯機器は水槽に入る水の重さ×0.4と多めに見積もっておくのが良いと思います。

建築基準法による住宅用途の床の積載荷重は 180㎏(1800N)/㎡以上と定められているそうです。水の重さは1Lあたり1kgです。付帯機器の重量も考慮して、とりあえずは60L程度の容量の水槽(お店でよく販売されている横幅60cmの水槽)までは床が抜けたりしないはずです。

設備検討

設置場所が決まれば、どのくらいの大きさの水槽を置けるか予想ができると思います。それがわかれば、飼育可能な生体がみえてきます。

個人的には水槽サイズよりも、設置可能な最大サイズの水槽台を基準にしておくのが良いと思います。後々水槽をサイズアップすることもハードルが下がります。

自分の好みのアクアリウムにするために、YouTubeやペットショップなどで情報収集してみましょう。愛でたい生体が決まれば、その生体にあわせた環境に整えるべく設備をそろえていけばOKです。

最低限の設備・備品として、次の4点です。

  • 水槽
  • 水槽台
  • 濾過器
  • ヒーター(温度固定でカバー付き)
  • 水温計

あとは 大きめのバケツ、ポンプ、ホースなど水槽サイズにあわせたメンテナンス用品の目星をつけておけばバッチリです。

水槽立ち上げ

まずは台の設置です。水槽位置は高さがあるほうがメンテナンスしやすいです(立って作業できるので)。水槽は台の上に置くことをおススメします。

それが終われば水槽設置に移ります。作業途中に不足備品がでてくるかもなので、状況により買い足しできる午前中からスタートするのが良いと思います。

水槽を購入したら、取扱説明書がついてくると思います。それをみて再度設置場所を確認し、OKならば水槽を軽く水洗い、そして台へ設置しましょう。そこから濾過器、ヒーターなどの機材を設置し、注水します。そのあとは機材の動作確認です。水が循環しているか、温度が設定値付近で安定しているか、水漏れ等は発生していないか、設置後の翌朝に確認してみましょう。水温と室温の差によりますが、水漏れがなければ一晩くらいで水位は変わらないです。

水槽への注水は水槽台に設置した後です。水洗いしたついでに水をいれた状態で運ぶことは水槽破損などの事故が起こりかねないのでやめておくべきです。

生体お迎え

ここから あなたの望むアクアリウムの具現化開始です。ネットやペットショップを巡って、魅かれる生体を水槽に迎えていきましょう。生体によっては立ち上げたばかりの水槽では生きるのに難しい環境の場合がありますので、購入の前にその生体の飼育方法についてしっかり調査しておくことをおススメします。

※間違いや情報不足なところがあるかと存じます。お気づきのことがございましたらご教示いただけますと幸いです。

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