アパート住まいで大きな水槽を構えられないので、比較的小型な古代魚ポリプテルスセネガルスを飼育しています。
我が家に迎えて3年が経過。外形は2年前とほぼ変わらず。
伸びてはいないが太くはなっている模様。
鈴木製作所らんちゅう水槽(60cm×45cm×高さ30cm 水量:約65L)にて単独飼育を継続。
水温について、夏場はエアコン、冬場は水中ヒーターを使用して25~28℃の範囲で管理。
水質はテトラのアプリと検査試験紙(6in1)で月一確認。状態は悪くないと判断(グラフより)。NO3がほぼ0なのは撮影している室内照明がわるいのかアプリの色認識で反応しないからかと。肉眼で見ると薄っすらピンク色なので硝化サイクルは効いていると判断しています。
観察記録として、5月おわりくらいまでは吐き戻し?吐瀉?しつつも糞を確認していたので静観していたのですが、エアコンを使い始めるころには吐瀉がひどくなり糞を確認できなくなったので少し焦っています。餌(人工飼料のテトラモンスター、オクトゼニスキャットフィッシュ、生き餌してミナミヌマエビ)を変えて様子見するもその状況は変わらず。冷凍アカムシも試したがほとんど食べ残したので判別できず。何となくですが昼夜で水温が異なって安定せず、ポリプの体調が優れないのではと。エアコンの利きも昼夜や人間がいるいないで安定しないのでそう考えています。希望的観測だが、体系的にまだ蓄えはあると思うし、エアコンが不要になるころには快調し、しっかり糞をしてくれることを期待したい。
ポリプテルスについて興味を持っていただければ
ポリプテルス(Polypterus)はアフリカ大陸の淡水域に生息する古代魚で、その起源はデボン紀(約4億年前)に遡るとされています。彼らは「生きた化石」とも呼ばれ、現在の魚類とは異なる非常に独特な形態を持っています。
形態としてその体は細長く、鰭が連続して背中に並んでいる点が特徴です。彼らの背鰭は他の多くの魚とは異なり、独立した棘条(きょくじょう)がいくつも連なっています。この背鰭の形状は、古代魚としての姿を強く感じさせます。野生下ではアフリカでのみ17種ほどが確認されており、成魚サイズで25cm程度のものから100cmを超える程に成長するものまで存在する大型の魚です。いずれも肉食性の淡水魚です。本記事のネタにしているセネガルスは横幅60cmの規格水槽で飼えるとされ、千円未満で購入できる古代魚飼育の入門としておススメされる種です。ご興味あればお近くのアクアリウムショップへ足を運んでみてはいかがでしょうか。
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