配当金目当てで毎月3万円を目安に株を買う投資をしています。稼いだお金を配ってくれる儲かってそうな企業の株を少しづつ買い増ししていき、自ら働かずとも財布(口座)の中身を肥やしてくれるシステムを大きくしていき、いずれは水道光熱費とかの固定費を賄っていければと夢見ています。
本稿はそんな毎月の投資の状況(何の権威もない一般人が足りない頭で先々の市場動向を予想しつつ、どんな業種を買っていったか)を記録しておくために記したものです。投資なので損をする可能性もあります。ですが銀行に預けておくだけでは余計なことに使いそうなので夢を買うことにしました。
ちなみになぜ日本株かといいますと、日本国以外では生きていけない性分なので、為替変動を考えなくてよい日本円で配当金を得たいからです。
証券口座
株の売買は証券口座を介して行います(つまり証券口座を開設しないと株式投資はできません)。また、通常の証券口座では株の売買は最低100株単位からになります。ですが、100株となると銘柄次第では結構な予算を確保しないと買うのは難しくなります。sars-cov-2の感染を抑えるために政府からお願いされている外出自粛により需要が高まっているであろうPlayStationで有名なSONYなんかは1株当たりが1万円オーバーなので100株買おうとすると7桁の日本円が必要になります。我々雇われの身分の年収中央値としては400万円を下回るくらいで、そのうち20%は税金で徴収されるとすると年間手取りの1/3くらいを捧げなければ通常の証券口座ではSONYの株を買えません。ですが1株(単元未満株)から株を購入できる特殊な証券口座もありますので、手軽に売買できるネット証券(店舗に出向く必要もなく、手数料が安い)を選択します。ちなみに私は脳死プレイでないと続かない人間ですので最初に見つけた下記動画をそのまま参考にSBIネオモバイル証券を利用しています。
参考動画:両学長 リベラルアーツ大学
第49回【月3万円の配当金の1歩】日本の高配当株投資の始め方【株式投資編】 https://www.youtube.com/watch?v=sM7958Hx4Yg&t=29s
その他にもそれぞれの趣味趣向にあった有望なネット証券はあるはずです。ザイ・オンライン編集部さんの記事「https://diamond.jp/articles/-/234937」やyoutubeの検索から「1株 証券口座」などで動画を探すなどで情報を仕入れてみるのも楽しいかもしれません。
どの株を買うか
前項で挙げたSONYは間違いなく優良企業で、儲けも出していますが配当金としては1株あたり55円(2021年3月)と1株10,000円オーバーの値段に対して配当金は少なく設定されています。SONYは儲けたお金を自社に投資して成長していくスタンスをとっているので、配当金を目当てにするというよりも、株が購入した段階からどれだけ値上がりしたか(その時にどれだけ高く売れるかで利益が大きくなる)の売買益をみていくものですので、目指している自動入金システムには不向きです。向いているものは1株あたり購入価格に対して3~5%の割合で配当金を出してくれそうな利回りの良い企業の株かと考えます。Yahoo!ファイナンスが、どこの企業の利回りが良いかランキング形式でリストアップしているので、まずはそこから確認してみることを提案します。 配当利回り で検索してみましょう。
ここで、利回りの良い企業を上から順に選ぶだけではいけません。長期的に配当金を得たいので、なぜ利回りが高いのか、無理して配当金を出していないか、倒産しにくそうか等を頭に入れて、できるだけ株価に対して配当金の割合が多くかつ、安定的に設けを出しており、時代背景(Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標))に則しているような先細りしない業種で倒産しにくいであろう企業の株で構成しなければ、安定した自動入金システムづくりは望めません。そういった企業を探すツールとして下記動画を参考にしています。
参考動画:両学長 リベラルアーツ大学
第169回 【初心者向け】高配当株の「分析ツール」の使い方をカンタン解説【株式投資編】
https://www.youtube.com/watch?v=M4UzCrFyS3o&t=231s
資産状況
各業種の割合は下記のようになりました。
今月は、業種別の配当金構成比を均す目的で卸売業、医薬品、情報・通信をそれぞれ1万円程度購入しました。卸売からは大手総合商社のなかから直近の株価の動きを見て安めに購入できそうなものを1つ選択し、医薬品は10年以上安定した配当金を出してくれている日本の医薬品企業の中で売上高トップの株を選択。情報・通信は、金融、製造、医療など幅広い分野でシステム構築を請け負い、海外展開も積極的な独立系のシステム開発企業の株を選択。前回の2021年7月の配当金構成比では約25%がサービス業と偏っていましたが、卸売、医療、情報・通信を買い増してサービス業がうまくいかなくてもそれ以外の配当金で入金力を補填できる構成になりつつあるかなとみています。
あとがき
すこし話題がずれるかもですが、夏のボーナスは出ましたでしょうか。私の勤め先では変化はありませんでした。ですが世間、特に上記感染症の影響を強く受けている企業はボーナスどころか・・・といった状況かと存じます。それを踏まえても株を購入検討するならば、それがどの業種に属するのかを確認して偏りのないようにしておきたいところです。経団連から調査報告されている業種別の夏季賞与の昨年との比較 https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/067.pdf では、JRは25%くらい減っています。他にも建設で12%減、自動車で10%減、その煽りをうけてか(完全など素人の考えですが)、鉄鋼や機械金属、化学と自動車が売れないために自動車の材料となるものを販売しているところが厳しい状況にあるのかなと読みました。またホテルは調査対象外となり、情報通信がおそらく今年から調査対象になっている模様で感染症の蔓延、それによるリモートワークの促進、webを用いたミーティングなどの働き方の変化により経済を回している業種毎の影響力が移り変わってくことを感じます。日本の人口ピラミッドから日本市場は縮小し続けることは予想できます。ならば自国の維持継続に必要なインフラ関係企業や人口が増加傾向の諸外国への進展を視野に入れている企業、それらに近く関わる企業、業種の株を選択購入して安定感のある自動入金システムになってくれと願いながら細々と続けていきます。
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