水耕栽培していたレジナトマトが大きくなり、アカリーナで賄いきれなくなったので再度挿し木でサイズダウンを試みたのですが失敗しました。原因は挿し木する枝の大きさを誤り、結果として根を腐らせてしまったことかと推測します。再挑戦するかもしれないときに同じ失敗をしないためのメモとして残しておこうという意図の記事になります。素人見立てなので当てになりませんが同じことを繰り返しても良い結果は得られませんからね。
水耕栽培キット アカリーナ Akarina01 OMA01(以下アカリーナ)では天井にLEDが設置されており、レジナトマトを栽培する際に枝葉が天井に触れてしまうとその部分がLEDの光と熱で傷んでしまうため、適当な高さに調節すべく挿し木を行います。一回目では上手く根が張って収穫できるまで成長させられたことから、同様手順である程度成長している枝(〇部)を切除し、その枝を新たに挿し木して栽培を再度開始しました。
再開してから一週間で前回同様に根が張り出してきていることを確認。ここで葉が萎れ気味になっていることが伺えます。
更に一週間経過して新しい枝葉が生えてきましたが(右図)、その後一週間経過で新たに生えた枝葉は成長することなく萎れて枯れていきました(左図)。
新たに枝葉は生えてくるので栽培継続するも状況は好転せず、1,2週間で枯れてしまいました。
枯れてしまった枝葉を除去して栽培を継続するも、新たな枝葉が出ては成長することなく枯れていく繰り返しが続きました。
画像はありませんが、この時の根の状態は上記画像のような白く張りのある根ではなく、黒いカビのようなものに侵されて ふにゃふにゃ状態の根でした。黒く纏わりつくものを除去しようと軽く拭ってみると、根が切れてしまうくらいでした(眼鏡を洗浄する超音波機器を試みるも、出力が足りないためか黒いものは除去できませんでした)。そうやっていくうちに黒い何かは水耕栽培容器全体に広がってしまったことからトマトを復活させることは諦めて撤去することにしました。
今回起こったことの原因は、挿し木する枝の大きさを誤ったこと、そして それにより新しい枝葉を成長させるためのカリウムを取り込むための根張りが遅れてしまったことかなと推察します。水耕栽培用の液肥を混ぜた溶液で管理していたのですが、トマトの成長に必要とする養分に対して与えた量が多すぎた結果として別の黒いカビのようなものが余った養分を使って勢力を伸ばしたのかなと考えます。
次回の挿し木では十分に根が張るまでは水耕栽培用の液肥は与えず、カルキ抜き(アクアリウム用品でカリウムの配合されたもの)を混ぜた溶液で様子見を試みようと思います。
参考
1)トマトの挿し木方法を知ろう! 育て方や適切な時期はいつ?
https://www.suikou-saibai.net/blog/2016/02/15/296
2)いわもとふぁーむTV agriculture studio
知らないと確実に葉先が枯れる。この動画を見ると葉先枯れの仕組みと何故葉先枯れが怖いのか分かります
https://www.youtube.com/watch?v=nAgjVptX0FA
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