ポリプテルス飼育記録_14

本記事は小型古代魚 ポリプテルスセネガルス の単独飼育の状況(お迎えしてから14か月目)を書き留めるものです。ここに書き留めた内容がアクアリウムをはじめる、継続する何等かの役に立てば幸いです。

ポリプテルスについて

(デボン紀(4.16億年~3.592億年前)に発生して現代まで発生当時の姿のまま現存するとされる古代魚です。
Polypterus は「多くの(Poly)ひれ(pterus)」という意味で、名のとおり背中に小離鰭(しょうりき)と呼ばれる菱形の背びれが10枚前後ある。これは、尾びれに当たる位置にまで並び、尾びれに該当する鰭はない とされています。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9

外観はこんな感じです

種類や飼育設備等は下記が非常に参考になります。

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ちなみに我が家で飼育している種はポリプテルスセネガルスです。セネガルスはホームセンター等で販売されている横幅60cmの水槽で終生飼育可能なサイズに留まるとされていますので、お住まいが賃貸集合住宅でも安心して飼育設備を設置できます。飼育設備は過去記事を見ていただければと存じます。

水質記録

飼育生体の健康維持のために水質に配慮することは長くアクアリウムを楽しむうえで重要事項と考えています。現状をしっかり把握しておくために直近三か月の水質変化と給餌量をグラフ化してみました。水質はテトラのアプリと6in1で確認できます。


こちらで重要視しているものはpHとNO2(最適数値は0.30mg/L以下)とNO3(最適数値は25mg/L以下)の3点です。主に水の汚れ具合に影響する項目です。
我が家に供給される水道水のpHは7.5です。水質浄化バクテリア(水を汚す成分を分解する過程で水質を酸性に傾ける)の働きで7.5以下になるはずなのですが夏場に入ってからのpH低下が緩やかになっていることが窺えます。夏場の水温上昇による溶存酸素濃度の低下で水質浄化バクテリアが衰退傾向にあると予想します。その影響かポリプは餌をよく吐き戻すようになってしまいました。様子見しながら給餌量を抑えていたためかNO2、NO3は安全域で保たれています。

補足として、餌は人工飼料と冷凍アカムシを与えています。
水換え頻度は一週間に一回。飼育水全量の1/3程度の交換を実施しています。新しく注ぐ水は飼育水と同じくらいに温度調節してカルキ抜きします。

生体動向・今後の方針

夏場に入って水温が27℃以上になってからの吐き戻しが頻発しています。エアコン27℃設定連続稼働でも変わらず。我が家のポリブさんは厚さに弱いのだろうか。とりあえず人工飼料をグロウFに変更して様子見しようかと考えています。グロウFは現状メインで与えているボトムズよりも崩れやすい人工飼料です。それだけ水中内で飛散し、汚れとして残留しやすい餌といえますが、消化吸収しやすい餌とも解釈できます。

時期的に徐々に水温が下がっていきます。ヒーターを準備しなければですね。昨年はヒーター設定温度が低すぎたため?か暴れて鼻を擦れさせてしまいました。そのときは水温設定を25℃以上をキープすれば落ち着きましたので早いうちから水温低下の対策はしておきたい。

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