日の出ている時間が一日の半分より短くなりました。出勤前の時点では薄暗く、帰宅後は夜なので平日はメダカの様子が見れません。ビオトープのお楽しみは来年の春までお預けです。
さて、本記事はメダカを生存維持させるためにビオトープの環境がどうなっているかの観察、それを振り返る記録みたいなものです。今年の成果も芳しくありませんでした。
飼育設備・導入生体
ポリプロピレン製の水鉢で展開しました。容量は23Lです。
ホワイト、ベージュ、ブラウン等カラーバリエーションのある商品です。
導入している生体はメダカ(幹之メダカという改良品種)とミナミヌマエビです。
現在で残存は2匹。親メダカは10匹いたのに1匹しか残らず。残り1匹は次代のメダカ。ミナミヌマエビは水面付近の壁面で数匹を確認。何とか冬を越してくれることを願います。
ビオトープには植物も導入しています。ウィローモスとスイレンの2種です。
ウィローモスは生長が早いので水質浄化作用の期待度が高いです。若干アルカリに傾いた水質ですが健在です。南米原産の種ですが、2回の越冬を経験しています。
スイレンは素焼き浅鉢に植えて水鉢中央に設置しています。冬に近づいてきているためか、新しい葉は水面まで上がってきません。
水の透明度が悪くてぼんやりとしか見えませんが元の株から新芽が出ている様子。今年は花を観れたので大変満足です。
よろしければ過去記事をご覧ください。
https://istayhome-aslongasican.com/enjoyment/veranda_biotope-10/2022/09/1543/
水質確認
水質は毎週テトラの6in1を用いて確認しています。継続的にビオトープ内の環境を確認・維持することが目的です。
水質状況について、NO2やNO3の検出は少なめでしっかり水質浄化バクテリアは働いていると推測します。ここ最近給餌できていないからかNO2がどんどん消費されている様が窺えるのが面白い。しかしpHは8付近のアルカリ寄りで前月と変わらず。ビオトープに常設している何かに原因がある気がします。
来年に向けて
水鉢をサイズアップして臨んだ今年のビオトープはスイレンについては成功、メダカに関しては昨年同様に残念な結果でした。
メダカについて、今年も昨年も水質がアルカリ寄りであったことが共通しています。来年はpH7付近で落ち着くくらいの環境を作りたいところ。
現段階でアルカリ寄りにしていそうなものといえば緩効性肥料かなと考えています。用土は荒木田土なので酸性寄り、素焼き鉢はpHに影響を与えないらしいので。よって来年はスイレンには緩効性肥料は与えず、素焼き鉢を大きめにして土由来の栄養で頑張ってもらう作戦でいこうかと存じます。
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