証券口座を開設してみた

きっかけは親族から、横山光昭著,はじめての人のための3000円投資生活を紹介してもらい、証券口座を開設して、ついでにファンドにお金を預けたことからでした。たしか証券口座を開設したら何かご馳走してもらえるとかなんとかに釣られた気がしますが、きっかけは何であれ、これから積立NISAなどの証券口座の開設を検討している あなた のご参考になれば幸いです。

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証券選び

書籍:横山光昭著,はじめての人のための3000円投資生活のp48をからを参考にネット証券を選択しました。すべての手続きを自宅で完了できることは魅力です。書籍では、

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • auカブコム証券

をお勧めしていました(2016年時点では)。証券によっては書籍の勧める投資信託を扱っていない場合があるため、それを避けるならば、SBI証券、楽天証券、マネックス証券のいずれかから選択するのがよいそうです。

店舗窓口へは絶対行きません。店舗の営業時間に縛られない、人件費分が上乗せされない、自分の都合の良い時間に取引できるネット証券をおススメします。


申し込み

口座開設申し込みの手続きで必ずやらなければいけないのは連絡先の登録や本人確認です。その際にマイナンバーカード表裏の画像を提出しなければいけません。どこに勤めているのか、おおまかな年収といった情報も開示しなければいけません。申し込み作業だけならば半日あれば可能です(申し込みサイトの指示に従うだけの簡単な作業です)。ですが完了まで時間(2週間程度?)を要します。本人確認まで、土日にネット上で本人確認情報を送って、本人確認完了通知が火水曜日頃にメールで届き、そこから1週間から10日くらいで認証カードと完了通知の書留が届いて、やっと次に進めます。

口座の種類

申し込みの際には、下記の3つからどれかを選択をしなければいけません。書籍では③をおススメしています。積立NISAを開始する際につくる口座ならば②にしておけば、全部任せられる安心感を得れるので良いかと。

①一般口座 ・・・「年間取引報告書」を自分で作成、「確定申告」を自分で実施

②特定口座(源泉徴収あり) ・・・「年間取引報告書」を証券会社が作成、「確定申告」を証券会社が代行

③特定口座(源泉徴収なし) ・・・「年間取引報告書」を証券会社が作成、「確定申告」を自分で実施

会社員の方なら12月末くらいに確定申告の書類を会社から配られるかと思います。保険料を給与からマイナスして納税分を減らしてくれたりもするやつです。投資信託で20万円以上の利益を得た場合は確定申告して納税しないといけません。確定申告により投資信託で出した損失を他の投資で得た利益と相殺して納税額を減らすなどもできますが、いずれにせよ面倒です。確定申告には年間の売買履歴や損益をまとめた「年間取引報告書」が必要になります。①の一般口座は「年間取引報告書」などの書類作成および確定申告をすべて自分でやらなければいけない口座です。「年間取引報告書」の作成をやってくれる口座が②か③の特定口座となります。さらに、確定申告を証券会社に代行してもらうのが②特定口座(源泉徴収あり)となります。②の代行サービスは利益20万円以下の場合でも利益を得た時点で自動的に税金(利益の約20%)を納めるシステムとなります。

銀行口座との紐づけ

投資信託先に預けるには証券口座を介します。つまり証券口座にお金を入れておかなければ取引できないので、証券口座開設時に銀行口座と紐づけする手続きがあります。紐づけできる銀行は、各証券で異なりますが、三菱ufj、三井住友、みずほのメガバンクならば自動引き落とし設定できるので便利です(SBIとauカブコムは設定できます)。

もし、放置で勝手に資産が大きくなっていくシステムを構築したいならば、給与が振り込まれる口座など常に一定額のお金が入っているメガバンクの口座と紐づけて、次項の投資信託を購入する際の決済方法を月々の購入金額の引き落とし日(あなたの都合のいい日)にしておけばOKです。

投資信託

素直に書籍のとおりにイチオシの「世界経済インデックスファンド」、そしてオススメの「eMAXIS バランス 8資産均等型」を選択してスタートしました。その際に分配金コースで再投資型を選択しました。

これらはバランス型の投資信託であり、日本の株式や債券、外国(先進国、新興国の両方)の株式、債券などをバランスよく詰め込んだ、それ1つを買えば複数の投資先へバランスよく投資できている状態になれる商品です。投資先が複数なので、どこかが良くなくても、別のどこかで補填して利益を出していける点が魅力です。ここで、商品を選ぶときには商品の特色やリスクや実績、手数料が記載された目論見書を見ます。確認したい項目は次の3点かと

  • ファンドの特色→インデックスファンドで、どの指数への連動を目指しているか
  • 運用実績のグラフ→右肩上がりか
  • 手数料(信託報酬)→年率:0.2%前後以下(たわらノーロードシリーズの信託報酬を基準)

目論見書はネット証券サイトから商品購入する際に閲覧できますし、googleなどの検索サイトから見にいくこともできます。リスクや手数料について納得できれば購入に移りましょう。その他youtubeなどで情報収集し、あなたの状況にあわせて、買い続けるか、買い足さずに放置するか、もしくは別の投資先を検索してみたりしてはいかがでしょうか。銀行に預けたままでも利息はもらえますが、かなり少額かと思います。インデックスファンドは全世界的に見て儲かっており人々の生活が良くなっていくならば、銀行に預けている以上の利息をもたらしてくれると考えています。

※間違いや情報不足なところがあるかと存じます。お気づきのことがございましたらご教示いただけますと幸いです。

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