水槽をサイズアップしてみた(20cmキューブ → 25cmキューブ)

20cmキューブを立ち上げて約2年経過し、導入していた水草の成長とともに窮屈感を感じるようになったので、水槽のサイズアップを検討しました。より大きな水槽を構えるということは大きくなった分だけ重量が増加することになります。賃貸暮らしで水槽を設置したために床が抜けたりはしないまでも歪んだりしては後々厄介なことになりそうなので慎重にいきたいところです。

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住宅の床の耐荷重は180kg/m2以上と建築基準法で定められています。今契約している賃貸が最低ラインの耐荷重だと、1畳の半分のスペース(約0.9m2)に大人(60kg)が3人立つと床が耐えられない(抜けるもしくは傾く?)強度となります。実際は住居スペースとしての耐荷重は全体の面積(m2)×180kgでしょうし、一時的だと局所に大きな負荷が加わっても大丈夫かとは思いますが、やはり安心して水槽を設置したいので何かしらの基準が欲しいところです。ここで何処の住宅にも問題なく置いてある重たい家電 冷蔵庫 に注目しました。一般家庭用(容量500L)の冷蔵庫は約100kgで、設置には大体0.5m2(幅0.7m×奥行0.7m)が必要です。そんな冷蔵庫の重量と設置スペースの値を基準にして水槽設備の総重量を決定しました。

長期的に重い水槽を置くなら床が傷まないように水槽設置台の下にそれより広いスペースをとった厚い丈夫な板を敷いて荷重を分散させたいところです。しかし荷重分散の板を敷くにしても使えるスペースには限りがあります。私の場合は家庭内の力関係から水槽台を設置しているスペース(0.5m2以下)を広くすることは叶いません。なので前述の冷蔵庫の基準から水槽設備の総重量は100kg以下としました。今ある水槽台は上下に2段設置できるタイプ(約6kg)のもので、下段に60cm水槽(付帯機器込みで約70kg)が設置済みです。安心して長期的に設置するために水槽サイズアップは重量24kg未満にしておきたいので、幅25cm×奥行25cm×高さ25cmのキューブ水槽にしました。25cmキューブならば水量約14Lで付帯機器込みで重く見積もっても20kgでしょう。これで設置後の総重量は、70kg(60cm水槽)+20kg(25cm水槽)+6kg(水槽台)で96kgです。これならば冷蔵庫と同程度の重さなので安心して設置できます。

早速25cmキューブ水槽を購入・設置しまし、20cmキューブのときの画像と並べてみました。

水量として約2倍量になるだけあって、かなり広々しています。これで生体数も増やせたりと楽しみが広がります。

ちなみに購入した25cmキューブ水槽は、アクロ25N(25×25×25cm)オールガラス水槽です。ガラス板どうしを接着しているシリコンがきれいに施されており、とても美しいです。また22cmのアクロ用のガラスふた受けも置いておけば、ガラスふたの取り外しが容易になり、受けがネズミ返しのようになるので生体の飛び出しに効果がありそうです。

現状報告として、25cmキューブ水槽を導入して5か月経過しました。当然ながら床の傾きなどはありません。もし水槽など重たいモノを賃貸住宅に置きたいのだけど、床が抜けないか心配となったならば、部屋の周りを見渡して、既に設置してある洗濯機や冷蔵庫などの重たい家電と比較してみてはいかがでしょうか。安心して設置できるかと思います(足の踏み場もないくらい敷き詰めたいなら話は別です)。



余談ですが、新たなタンクメイトとしてアフリカンランプアイを5匹お迎えしました。透明感があり、目が大きく、目の上の青く反射する部分がとても美しくです。水換え途中の飛び出し事故や原因不明の衰弱(エサ取りが苦手な個体であったのか、かなり痩せていた)で2匹亡くしてしまいました。かなり好みな外見の熱帯魚なので残る3匹は長期維持したいところです。


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