ポリプテルス飼育記録_16

本記事は小型古代魚 ポリプテルスセネガルス の単独飼育の状況(お迎えしてから16か月目)を書き留めるものです。
ここに書き留めた内容が熱帯魚飼育をはじめる切っ掛けや何かしらの役に立てば幸いです。

ポリプテルスについて

(デボン紀(4.16億年~3.592億年前)に発生して現代まで発生当時の姿のまま現存するとされる古代魚です。
Polypterus は「多くの(Poly)ひれ(pterus)」という意味で、名のとおり背中に小離鰭(しょうりき)と呼ばれる菱形の背びれが10枚前後ある。これは、尾びれに当たる位置にまで並び、尾びれに該当する鰭はない とされています。

参照:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9D%E3%83%AA%E3%83%97%E3%83%86%E3%83%AB%E3%82%B9

種類や飼育設備等は下記が非常に参考になります。
http://poly.ame-zaiku.com/

我が家で飼育している種はポリプテルスセネガルスです。横幅60cmの水槽で終生飼育可能なサイズに留まるとされていますので、お住まいが賃貸集合住宅でも安心して飼育設備を設置できます。飼育設備は過去記事を見ていただければと存じます。

セネガルスは寒くなってきたちょうど今時分に体長7cmくらいの幼魚で多く出回っているかと存じます。他の熱帯魚や金魚等とは異なる風体や胸鰭をパタパタさせて泳ぐ様はとても可愛らしいです。ペットショップの入っているホームセンター等に出向く機会があるなら是非一度見てみてはいかがでしょうか。

水質記録

飼育生体が元気でないとアクアリウムは楽しめません。環境変化が激しかったり水が汚れすぎると病気になるかもしれないので健康維持のため水質チェックは定期的に実施していきたいです。そんな思いからに直近三か月の水質変化と給餌量をグラフ化してみました。水質はテトラのアプリと6in1で確認できます。


こちらで重要視しているものはpHとNO2(最適数値は0.30mg/L以下)とNO3(最適数値は25mg/L以下)の3点です。主に水の汚れ具合に影響する項目です。

11月3週目のNO2値を除いて熱帯魚に好ましいとされる値の範囲内で落ち着いています。急に給餌量を増やすと現状定着している水質浄化バクテリアの総量では追い付かないようです。また、水質浄化バクテリアの活動(水を汚す成分を分解する過程で水質を酸性に傾ける)でpHは降下傾向になっています。給餌量の増加により起こったと推測します。6in1の測定下限値を下回らない程度に留まっているあたりで落ち着く給餌量を探っていきたいです。

補足として、餌は人工飼料と冷凍アカムシを与えています。
水換え頻度は一週間に一回。飼育水全量の1/3程度の交換を実施しています。新しく注ぐ水は飼育水と同じくらいに温度調節してカルキ抜きします。

生体動向・今後の方針

セネガルスの状況について、秋が深まり食欲に拍車がかかっているのか餌をねだる・探す仕草が目につきます。試しに給餌量を多めにして様子見中。水質状態もみながら適正な給餌量を常に探ってきたいです。
訃報として、フネアマガイが1匹死亡してしまいました。我が家にお迎えしたのは約1年半前なので死因はおそらく餓死。お迎え当初から水槽をサイズアップするまでコケ汚れを除去しながらも頻繁にガラス面に卵を産み付けて結果的に景観を損ねるちょっと困った個体でしたが亡くなってしまったらやっぱり悲しい・・・

コメント

タイトルとURLをコピーしました